帯締め

帯締めは、帯の緩みを防ぐとともに着物姿の調和を考えて選ぶ和小物です。

帯締めは、二重太鼓と一重太鼓を作った後に、帯が緩むのを防ぐのと着姿にワンポントを添える大事な和小物です。
半幅帯(細帯)を巻いた時も緩み防止とお洒落を兼ねて締めても良いですネ(*^^*)
着物姿のバランスを考えてコーディネートを楽しめます。

丸組帯締め、平組帯締め、丸くげ帯締め があります。

丸組、平組帯締めの素材は、しっかり締まる正絹をおススメします。 婚礼着の留袖・訪問着には、金糸銀糸を使用した平組又は丸組の帯締めを締めて下さい。

準礼装の時は、金糸銀糸以外の帯締めであれば、着物と帯の調和のとれるものを自由に選ばれて良いです。 丸くげは、絹・木綿又は化繊布を筒状に縫った物の中に真綿が入っています。

太い丸くげ帯締は、近年花嫁衣装か七五三の女児に使用するくらいですが、細いものはカジュアル着物として着る小紋・紬・木綿・浴衣に使い勝手が良いです。半幅帯(細帯)にお洒落感覚で締めるのもオススメです(*^^*)

帯締めの長さ確認は大事です。短い帯締めは「本結び」をした時に帯締めの余りが脇まで届かず尻尾のようになってしまいますので注意して下さいネ^^;

帯締めの幅が狭い三分紐があります。帯留を通して使用します。

三分紐の結び目は前で結んで後ろに回し、お太鼓の中に入れるので外見からは見えません。帯留が前になります。
準礼装からカジュアル着まで幅広くコーディネートを楽しめます(*^^*)

7月8月は、夏用のレース編みの帯締めが涼しげな装いになります。

カジュアルなものは、浴衣の半幅帯にお洒落用として締める事も出来ます。

表裏を使用出来る帯締めは、お得感タップリです(*^^*)v

表を出して締める
裏を出して締める
後ろでひねって左右の色を違わせて締める
4通りの締め方を楽しめます♪
帯締めの種類は、多種多様で選ばれる時は本当に悩みますネ
着物と帯の写真を撮ってお店に行かれると、店員さんに相談しやすいと思います(^^)

平組帯締めの表裏の確認

ご存知の方は、多いと思いますが(^^)
房の根元を見て、盛り上がっているところが表、へこんでいるところが裏。
表裏を使用出来る帯締めは別として、フォーマルな場所へのお出掛けは確認してから帯締めを締められたら良いと思います。